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音楽ジャンルでレコードの高額買取は変わる?プレミア高額盤をご紹介

 

プレミア価格で高額買取されるレコードは、音楽ジャンルによって異なるのでしょうか?レコードを買取に出すか検討している人にとっては、あらかじめ知っておきたいことでしょう。高額盤と呼ばれるプレミア価格が付いている人気作品もありますが、大して高くならないと思っていたジャンルのレコード作品に、高価な査定額が付くこともあります。ここでは、どんな音楽ジャンルのレコードが高く査定される傾向があるのかを紹介します。

 

目次

レコードの本当の価値を査定するのは難しい

 

家にあるレコードがいくらで売れるものなのか、具体的な査定額のイメージはつくでしょうか?よほどレコードに詳しい人でなければ、査定額のイメージはできないでしょう。本当のレコードの価値は、中古レコード店の店員でも調査が必要なほど、簡単に査定できるものではありません。まったく同じ音楽作品であっても、レコードの種類によって価値や相場もガラリと変わります。価格に差が生まれる要因は、レコードが持つ希少性やそれに伴う価値、製造された時代や製造国など様々です。そうしたレコードの細かい点まで鑑定するのが、本当の価値を査定する上で欠かせません。

 

いつ・どうやって・どこに買取依頼するのが正解?

 

レコードを買取している業種は大きく分けて2つあります。1つは、中古レコードを査定している専門店。もう1つは、リサイクルショップや質屋など、中古品全般の買取を扱う店です。中古品のリサイクル買取業者によっては、レコード本来の価値として評価はせず、レコードの重さや幅によって査定している所もあるようです。専門的な知識を持たない業者に売ってしまえば、レコード本来の価値も失われてしまうでしょう。では、レコードは、いつ・どうやって・どこに買取依頼すれば良いのでしょうか。

 

いつ売れば得する?

 

いつ売るのか、の答えとしては、今すぐ査定申込みをするのがベストだと言えます。レコードは長年寝かせておいて得する要素はありません。保管状況によっては、買取額は刻一刻と下がっていくでしょう。思い立った今日にでも申込みをするのが高額買取の一歩になります。

 

どうやって売れば良い?

 

売る方法としては、いくつか考えられます。中古レコード店に直接持ち込んでも査定してもらえますし、郵送での査定に対応している店もあります。もし膨大な量のレコードを持っているのであれば、査定員が直接自宅に訪問する出張買取という方法も選べるでしょう。自分が持っているレコードの量に合った買取方法を選ぶと良いでしょう。

 

どこに買取依頼する?

 

その道のプロである中古レコード買取専門店に依頼するのが正解だと言えます。レコードの専門家であると同時に、レコード買取の専門家でもあるため、安心して任せられるでしょう。

 

ロックとジャズが高額買取されやすい?

 

中古レコード買取専門店のホームページなどでは、高額買取したレコードのリストが表示されていることが少なくありません。多くの買取専門店では、ロックとジャズが高額買取の主な例として挙げられています。どちらも今だけ流行っているジャンルではなく、音楽としての長い歴史の中で、多くの愛好家を獲得してきたジャンルです。「このレコードが欲しい」「買いたい」という人がいればいるほど、人気が高ければ高いほど、中古レコードとしての価値と相場は自ずと高まってきます。ロックとジャズはそれだけ過去も現在も未来も、数多くのファンがいる音楽ジャンルであると言えるでしょう。

また、音楽ジャンルの中には、再評価によって新たに注目されることでレコードの価値が上がるケースもあります。邦楽レコードではシティ・ポップと呼ばれる音楽ジャンルが再評価によって世間に浸透し、中古レコードの価値も高まってきています。

 

プレミア高額盤をご紹介

 

高い希少性を持つレコードは、プレミア価格で高額取引されています。ここでは、高額取引されるプレミア高額盤をいくつか紹介します。

 

■ビートルズ / ’65(ODEON/東芝音楽工業、型番:OP-7179)

昭和40年くらいに製造された、「緑半円帯」と呼ばれる緑の丸が配されたデザインの帯が付いているものは、貴重なレコードとして高額で取引されています。特にレコードの緑半円帯が綺麗に残っているなど、状態が良好なものであれば、高額での買取が期待できるでしょう。

 

■大橋純子 / MAGICAL(PHILIPS、型番:28PL-79)

1982年発表の、和製フリー・ソウルとも呼べる魅力たっぷりな楽曲を収録した大橋純子の作品です。その人気の高さから、希少性が非常に高いレコードです。レコードの帯と解説書が付属しており、状態が良好なものであれば、高額での買取が期待できるでしょう。

 

■スピード・グルー&シンキ / イブ 前夜(Atlantic、型番:P-8081A)

1971年発表の、グループにとってのデビューアルバムであり、もはや伝説的な存在ですらある大変希少な1枚です。【ROCK AGE花帯】と呼ばれるデザインの帯が残っており、状態も良ければ超プレミアの高額買取が期待できるでしょう。

 

レコードの高額買取を目指すためにジャンルよりも大切なこと

 

レコードを高額で売るためには、中古レコードの音楽ジャンルや保存状態は重要です。人気のあるジャンルや、販売数が少ないなどの希少性の高い中古レコードは高額で取引されています。しかし、高額買取ではそうした中古レコード自体が持つ価値だけでなく、レコードの本当の価値を分かっている、信頼のおける店を見極めて選ぶことが重要です。