レコードの買取を検討している方は必見！レコードが高く売れる3つの条件
レコードの買取を検討する上で、高く売れるレコードはどういうものなのか知っておくことは重要です。レコードは今でも需要が高いため、高値で買取されやすい商品です。しかし、全てのレコードが高額で買取されているわけではありません。高く売れるものとそうでないものとが存在するのです。高額で買い取ってもらうための条件をここで紹介していきます。
目次
高く売れる条件1：レコードの状態を見る
レコードは基本的に、新しいものよりも古いものの方が高く売れる傾向にあります。販売時期が古いものはすでに廃盤になっている可能性が高く、そういったレコードは希少価値があるため高い値段で取引されます。ただし、古ければ良いというわけでもありません。レコードの状態が重要です。レコードの表面に傷が付くなどして音が満足に鳴らないなどの問題があれば、当然価格にも反映されてしまいます。状態が良いものなら価格はさらに上がるでしょう。状態を保つためには、正しく保管できていたかが重要なのです。レコードの本体は塩化ビニールでできており、長時間高音にさらされてしまうと音が悪くなってしまいます。直射日光に注意して保管しましょう。
レコードのジャケットも、買取の際に重視されるポイントです。レコードジャケットの多くは紙製のため、直射日光を長期間浴びることで表面が傷んでしまいます。高く売れるには、レコードジャケットの保管にも配慮が必要です。室温が低く一定した保管場所を選ぶと良いでしょう。その他にも、初回限定盤の付録が残っていることや、帯が切り取られていないことなども重要です。
高く売れる条件2：人気のジャンルを押さえる
レコードは、1950年代にステレオ盤が発売されるようになってから、本格的に社会に広がっていきました。その後1980年代にCDが発売されるまでの30年間が、レコードの全盛期だと言えるでしょう。この30年間に人気があった音楽のジャンルが、プレミアムが付くレコードを多く生み出しています。例として2つの音楽ジャンルを紹介します。
■シティポップ
1950年代から80年代にかけて流行していた音楽のジャンルは、複数あります。そのうちの1つに、再評価の兆しがあるシティポップという音楽ジャンルがあります。シティポップは、1970年代にニューミュージックから分派する形で生まれました。代表するミュージシャンは日本語ロックの元祖とも言える、はっぴぃえんどです。はっぴぃえんどは、1968年に活動を開始し、数枚のレコードを発売した後に1972年に解散しました。活動期間も短く、レコードも数枚しか出ていないため、はっぴぃえんどの作品は高値で取引されています。ただし、プレミアムが付いているのはオリジナル盤などに限られるため、注意しましょう。「風街ろまん」は1971年に発売された2枚目のアルバムで、市場でも高く評価されています。
■ハードロック
1960年代後半に誕生し、世界中で聞かれたハードロックというジャンルでも、多くのレコードが今も市場で高く評価されています。ハードロックの元祖はビートルズやジミヘンドリクスだと言われています。また、代表的なバンドとしては、クイーンが挙げられるでしょう。クイーンは1971年に結成され、ボーカルのフレディが1991年に亡くなった後も残されたメンバーによって活動を継続しています。「QUEEN 2」は1974年に発売された、クイーン2枚目のアルバムです。オリジナル盤はプレミアムが付いた価格で取引されています。
高く売れる条件3：専門店で査定してもらう
レコードを高値で買取するには、正確な知識を持った専門家に査定を依頼するのが一番です。プロが数多く在籍している買取専門店に査定を依頼すれば、間違いはないでしょう。複数枚所有しているのならまとめて査定を依頼できるため、時間的にも経済的にもメリットがあります。
少しでも高く売るためのコツとは？
レコードをより高値で売るにはコツがあります。それは、「レコードの本当の価値を分かっている信頼のおける店」を見極めて選ぶということです。新品の商品とは異なり、中古レコードには個々それぞれに違った価値があります。保存状態によって価値が変わるのは当然ですが、製造された国や時期によっても価値がガラリと変わるのです。名作だけ高く買い取る業者と、名作以外にも隠れた人気作品をも高く買取している業者、この2つでは、査定金額の合計には非常に大きな価格差が生じます。間違ったレコード買取業者を選び、結果的に損してしまうことのないよう、知識と経験がある業者を選ぶことが、レコードを少しでも高く売るために重要なコツです。
レコードを高く売るには買取業者選びも重要
高く売れるレコードには、高く売れるだけの条件が存在します。レコードの状態や人気のジャンルを押さえるなど、高く売れる条件をできるだけ満たすことが大切です。レコードを手放すのであれば、できるだけ高く売れる状態で買い取ってもらいたいと思うのは当然です。こうした条件を満たしながら、信用できる買取業者を選んで買い取ってもらいましょう。