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プロモ盤・見本盤・サンプル盤の違いとは?レコード買取してもらえる?

 

レコードには「プロモ盤」「見本盤」「サンプル盤」というものが稀にみつかるのですが、これらは一体どんなものなのでしょうか。「レコードを売りたいけれど詳しい知識はない」という人なら聞いたことすらないかもしれません。この3つは実は同じもので、非常に珍しく買取もしてもらえます。なぜ珍しいのか、それが価格にどう影響するのか解説します。

 

目次

プロモ盤って何なの?

 

レコードは大まかに分けて2つの種類があります。1つ目はごく普通にお店で売られている「通常盤」(もしくはレギュラー盤)と呼ばれるもの。そしてもう1つが「プロモ盤」です。プロモ盤は見本として扱われていたレコードで、お店では売っていない非売品です。なぜ非売品が存在するのかというと、当時レコード会社がラジオ局などに「うちの歌手が新しいレコードを出したので、おたくのチャンネルでかけて宣伝してください」と貸与していたから。つまりプロモ盤は関係者に渡される、新譜などの宣伝用のレコードのことなのです。

世の中のすべてのレコードにプロモ盤が存在するわけではありません。が、日本盤にも海外盤にもプロモ盤は存在します。また表記が統一されている訳ではなく、日本盤では他に「見本盤」「サンプル盤」、海外盤は「Promo Copy」や「Radio Station Copy」「Demonstration Copy」といった表記がされていることもあります。ラベルに書いてあったり、シールが張り付けてあったり、ゴムハンコが押されているので見分けることが可能です。また、通常盤ラベルがカラーなのに対し、プロモ盤のラベルは白黒印刷のものが多くなっています。

 

プロモ盤の価値は?

 

プロモ盤はレコード会社のイチオシアーティストの宣伝のために作られたものですから、ほとんどの場合最初期に製造されたものになります。他のコレクターズアイテムの例に漏れず、レコードも最初期に製造されたものは初版またはオリジナルと呼ばれ、後に製造され再販されたものより価値が高くなります。再販は後でいくらでもできますが、初版はその時代のその時にしか製造することができないからです。「古い」ということに何にも耐えがたい価値を、アナログ愛好家は見出しています。

 

プロモ盤の付加価値について

 

最初期に製造されたということ以外にも、「プロモ盤」であるということ自体に圧倒的な付加価値が存在します。プロモ盤はお店で普通に買うことができる通常盤と異なり市販されておらず、当時のラジオ局などにのみ配布されたものです。一般には流通していない非売品、高い希少性があることは間違いありません。

また、プロモ盤の中には、通常盤とは異なる仕様のものも存在します。レコード全盛の時代、時代は移ろい多くのラジオ局は従来のモノラル放送からステレオ放送に切り替えていきました。しかし中には、昔ならではのモノラル放送を続ける局も存在していました。より最適な再生環境でイチオシアーティストの新譜を宣伝してもらうため、レコード会社はわざわざ少数のモノラル仕様のレコードを作って局に渡す、ということがあったのです。この「少量の」というのが肝です。プロモ盤でしか手に入らないモノラル仕様のレコードは、その希少性の高さからファン垂涎のアイテムとなっています。

 

自分で売るより、専門店お任せした方が楽?

 

レコードというのは非常に奥の深いものです。プロモ盤ひとつとってもそれは明らかでしょう。ネットオークションやフリマアプリなど、個人でものを売ることが簡単な時代になりましたが、レコードに関する知識がなければ、最大限のアピールをすることはできません。これから知識を身に着けるよりも、中古レコード買取専門店に買取を依頼する方が簡単かつ確実です。買取を専門にしていればどんなレコードでも買い取ってもらえますし、専門家なら適切な価格で買い取ってくれます。

 

少しでも高く売るためにはどうしたらいい?

 

レコードを高額で売るためには、レコードの価値を本当に分かっているお店を見極めることが必要不可欠となります。レコード買取なんてどこでも同じ、と安易に選んでしまうと、場合によっては数万円損してしまうかもしれません。ホームページや口コミ、店員さんの実際の接客などを参考に、よく比較して選ぶようにしましょう。

 

レコード人気再燃中!

 

ここ数年、昔レコードを聴いていた世代、そして新たな価値を見出した若い世代の間で、レコードブームが再燃しています。注目すべきは、今まで過小評価されていたレコード作品が、若い世代、新しい愛好家によって再評価されることが増えている点です。プロモ盤は希少性が高く高額買取してもらえる可能性もあるため、手元にあるなら一度専門店に相談してみましょう。