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遺品整理でレコードを買取してほしい

レコードを愛聴していた方が亡くなると、そのレコードコレクションが遺品となります。

家族ではその遺されたレコードコレクションの価値はなかなか分からないものです。

インターネットなどでも「○○のレコードの相場は?」というような質問をよく見かけますが、ちゃんと値段が付くかどうかはそのレコードの状態や時代のニーズによって変わってきます。

正しい価値を鑑定してもらいたいのであれば遺品整理の資格を持つレコード店に買い取りを依頼するのが最も相応しいでしょう。

レコードは廃棄品として扱われることもありますが、その中にもとても価値があるものもあります。

故人の思いが詰まった大事なものだからこそ、信頼でき、なおかつ正しい価値を見いだしてくれる業者を選んでみてください。

 

目次

遺品整理の資格を持つレコード店

1960年代から80年代にかけてレコードを集めていた世代は、今では高齢になっています。

近年、レコード店へ依頼される買取の中でも「遺品整理」としてレコードを手放すひとが多くなってきているようです。

レコードは保管するのに場所をとってしまうのに加えて管理するにも手間がかかります。しかし、故人が大切に集めていたコレクションをリサイクルショップに微々たる値段で売るのは悲しいものです。

そのような方のために、遺品整理のサービスに力を入れたレコード店があるのです。

「遺品査定士」をご存じですか?

世間では遺品整理を受け付ける業者が増加する一方で、トラブルや被害なども増えてきています。

「はたして、まともな値段で査定してくれるのだろうか…」
「家族の大切な遺品なので信頼のおける業者にお願いしたい」

といった家族の意見もたくさんあり、買取業者の信頼を担う資格としてスポットライトを浴びているのが『遺品査定士』なのです。一般社団法人・遺品整理士認定協会が管理運営してる遺品査定士は、遺品買取の専門家として設けられた資格です。

遺品整理は人生の中でそう経験するものではないうえに、亡くなった人の思い出の品を処分するのはとても大事な作業です。遺品の査定および買取に関しての専門知識に加え、法令について理解していなければなりませんし遺族との対応も身につけていなければなりません。

遺品整理で見つかったレコードの買取を促すレコード店はたくさんあります。しかし、遺品査定士のような資格を得ている専門店はあまりありません。レコードの他にも相談にのってくれるので、まずは問い合わせて遺品整理について相談してみましょう。

遺品のレコードを売ってしまってもよいのか迷っているあなたへ

遺品のレコードを売ってしまってもよいのか考えてしまいますね。

亡くなった方が大切にしていて、思い入れが強いものならば売らないほうがいいかもしれません。レコードには音楽だけではなく、故人がどのような思いを込めて聴いていたのかなど、その人の思い出や時間がぎっしりと詰まっています。

でも、
・レコードの数がとても収納できる量ではない
・何も残しておかない
・売ってもいいと言われている
このような場合は売ってしまったほうがいいでしょう。亡くなったかたのためにも、売却先はしっかりと選びましょう。

遺品に相続税がかかるかどうか

遺品としてのレコードに相続税はかかるかについて説明します。相続税は個別のものに発生するのではなく、全体から計算して該当したときに発生します。

◇相続税がかからない場合

不動産や預金、コレクションなど、財産の合計金額が基礎控除額を下回れば相続税はかかりません。

◇基礎控除とは

基礎控除とはある計算式にのっとり算出される金額です。

国税庁の公式HPではこのようになっています。

【課税価格の合計額から基礎控除額を差し引いて、課税される遺産の総額を計算します。

課税価格の合計額 - 基礎控除額(3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数)

= 課税遺産総額

引用サイト:国税庁公式サイトより】

相続人の数によって基礎控除は変わりますが、レコードだけで上回ることはあまりないでしょう。

わかりやすく言うと、レコード単体でかかることはないが、その他の遺品とのバランスによってはかかることがあるということです。

遺品査定士に任せましょう

故人が大切にしていたレコードの数々。量が多いと保管するにしても大変です。

もし手放すのであれば、そのコレクションを大事にしていた方のためにも、遺品査定士がいるレコード専門店に丁寧に鑑定してもらって適切な価値をつけてもらいましょう。