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国内盤(日本盤)の特徴、帯はレコード買取に関係する?

 

日本に暮らしている私たちにとって、身近に接しているレコードはそのほとんどが国内盤です。レコード買取では国内盤は状態がいいと言われていますが、実際にカバーや帯まで綺麗な状態で残っているものは決して多くありません。国内盤レコードにはどのような特徴があるのか、レコードの「帯」とは何なのか解説していきます。

 

目次

国内盤レコードってどういうもの?

 

レコード業界では、海外で製造されたレコードを「輸入盤」と呼ぶのに対し、日本で製造・流通したレコードを「国内盤(日本盤)」と呼んで区別しています。少々複雑なのですが、日本国内で作られたものであれば、邦楽でも洋楽でも「国内盤」として扱われます。輸入盤が初版となるレコードでも、日本のレコード会社が新たに製造・再発売したものは国内盤で、「再発盤(リイシュー盤)」として扱われます。ただしその場合でも、日本盤としての初版「国内盤初版」という価値があることもあり、高値で取引される可能性があります。

 

中古レコード市場で国内盤はどう扱われる?

 

中古レコード市場で、国内盤は人気が安定しておりたくさんの数が取引されています。買取という観点で見ると、レコードそのものの状態はもちろんですが、歌詞カードや解説書(ライナーノート)をはじめ、帯などの付属品がしっかり残っているものの方が、需要が高くなります。そうした付属品が残っていることは丁寧に扱われていた証にもなるからです。より高額で買い取ってもらうためには、付属品が残っているかあらかじめ確認しておきましょう。カバーの中に帯がしまわれていることがよくありますが、万が一それに業者が気付かず「帯なし」として査定されてしまっては勿体ないです。自分で取り出して付けるまでせずとも、「帯あり」と一目でわかるように添えて査定に出すなど工夫するのがおすすめです。

 

「帯」の役割と特徴

 

レコードの「帯」は、そのレコードのキャッチコピーや説明などが書かれた紙のことで、レコードのジャケットに巻き付くような形でくっついています。我々日本人にとってはなじみ深いもので、レコードに限らずCDやLPにもくっついています。この帯はレコードの内容を表すだけでなく、キャッチコピーが書かれていて広告のような役割を担っていたり、洋楽の場合アルファベットをカタカナ表記にすることで分かりやすくしてくれているのです。帯は歌詞カードなどと同様にレコードの付属品として扱われているため、残っていれば買取価格も高くなる可能性があります。ただし紙製なので破れやすく、綺麗な状態の帯はそれだけ貴重なのです。

 

帯は海外ファンに大人気

 

実はこの「帯」、世界中で日本だけが行っている文化で、海外の人から見るととても珍しいものなのです。一部の輸入盤に帯が付いているものがありますが、これは海外のレコード会社が日本盤を真似て飾りとして付けたもので、基本的に輸入盤に帯は付いていません。それゆえ、外国のレコードファンにとって、帯はとても珍しくカッコいい憧れの存在なのです。国内盤の熱心なコレクターには「オビ(OBI)」として広く認知されており、新たなレコード専門用語として定着しています。帯には多様な種類やデザインがあり、ジャケットを縦方向に一周している一般的な帯の他に、ジャケットの上に乗せる「被せ帯」というタイプもあります。

 

少しでも高く売るためには

 

レコードをより高値で売るためには、レコードの本当の価値を分かっている信頼のおけるお店を見極めてそこに査定を依頼することが必要不可欠です。レコードはそれ自体の状態はもちろん、製造された国や時期によっても価値が大きく変わります。そのため、豊富な知識を経験を持つ業者を選ぶことが大切なのです。

 

せっかくの機会、レコードの買取を検討しましょう

 

「国内盤のレコードはあまり効果にならない」という人もいますが、レコードは輸入盤だけが貴重な訳ではありません。どんなジャンルであれ、国内盤でも希少なレコードは数多く存在します。もう聞かなくなったレコードに思わぬ価値があり、驚くような査定結果が出るかもしれません。帯をはじめとする付属品があれば尚の事です。