洋楽レコードの買取業者の選択肢と高価買取を実現するコツ
自宅に眠っている聴かなくなったレコードは、買取を専門とする業者に依頼をすることでお金に変えられます。商品の買取は同じアイテムでも状態によって査定金額が大きく変わるので、高価買取に繋がる条件を理解しておくことが大切です。今回は、邦楽と洋楽の違いや買取店で高く引き取ってもらうコツについて解説していきます。
レコードにおける洋楽の定義
日本国内で販売されている音楽は大きく分けて邦楽、洋楽の2種類にわけられます。世の中には音楽を聴くことを趣味としていても、邦楽と洋楽の違いについて理解していない人も少なくありません。私自身、音楽に詳しい友人に教えてもらうまで理解していなかった人間の一人です。レコードにおける洋楽とは、日本以外の国で作られた音楽のことを指します。洋楽というとロックを始めとしたメジャーなジャンルをイメージされがちですが、カントリー、シャンソンなど種類は様々です。ロックならビートルズ、ポップならマイケルジャクソンといったように、各ジャンルごとに歴史に名を残す偉大なアーティストが存在します。
レコードの種類と特徴
この記事を読んでいる人の中には、レコードに種類があることを知らない人もいるのではないでしょうか。一般的にレコードというと、LPやEP、シングルなどをイメージされがちですが、そのほかにも国内や輸入といった違いもあります。国内盤とは文字通り日本で製造、販売されているレコードのことです。海外で制作された音楽を日本向けに作り直して売る形を取っています。外国語がわからない人のために和訳の歌詞カードを封入したり、ラベルに日本音楽協会のロゴが刻印されているのが特徴です。一方で輸入盤は海外で売られている物を日本に輸入して販売しているレコードになります。
国内で販売する時は海外から仕入れたものを全て輸入盤という名称で統一されますが、国によって仕様は様々です。ジャケットのデザインが微妙に違っていたり、作られた時代で音質が変わることも少なくありません。同じアーティストの楽曲でも、数十年前に作られた物と技術が飛躍的に向上した現代に再発されたものでは大きく違います。技術力の進化に伴って品質が向上しても、過去のレコードの音源を再現することはできません。国内盤、輸入盤を問わず市場での取引価格が高騰しているのは、現存する数少ないレコードでしか当時の音質を楽しめない希少性が理由と言われています。
市場での価値に影響する条件
商品の買取で価格に影響する重要なポイントが人気と希少性です。歴史に名を残す偉大なアーティストはファンもたくさんいるため、必然的レコードの価値は高くなります。とはいえ、いくら欲しがる人がたくさんいても、市場に出回った枚数が多過ぎて誰でも簡単に手に入る状況であれば価格の下落は避けられません。逆に現存する枚数が限られていても、世間に知られていないマイナーなアーティストでは欲しがる人が少ないので市場での価値は上がり難くなります。購入を求める人がたくさんいるにもかかわらず、現存する枚数が少ないという2つの状況が揃った時に初めてレコードの価値は高騰するのです。
海外で人気の国内盤レコード
日本人向けに作られて売られている国内盤は、オリジナルにアレンジを加えた形になるので再発盤という位置づけになります。音楽に限らず再発盤は初版に比べて希少価値が下がる傾向にありますが、これは日本国内に限っての話です。海外ではオリジナルの初版よりも、再発の国内盤の方を好む音楽愛好家もいます。これは、国内盤に付属されている和訳の歌詞カード、ジャケットの帯など海外にはない独自の仕様が逆に希少価値を生んでいることが理由です。日本の音響技術は世界トップクラスと言われていて、音質にこだわりを持つオーディオマニアから高く評価を受けている点も理由に挙げられます。
高価買取に繋がる条件
人気と希少性以外にも、買取価格に影響するポイントがいくつかあります。中でも重要となるのが保存状態です。レコードを含めた全ての買取に共通することで、新品に近い状態ほど査定額が高くなる傾向にあります。発売された時期が同じ楽曲でも、保存状態の良し悪しで数万円以上の差が出ることは珍しくありません。そのほかにも、国内盤では帯や歌詞カードといった付属品も査定に影響する要素の一つです。保存状態が良好で付属品も揃っている状態の人気アーティストのレコードでは、市場での販売価格の数十倍の値段で取引されることもあります。
買い取り専門店の利用が推奨される理由
不要になったレコードの買取に専門店の利用を推奨される理由の一つに手軽さがあります。専門店は直接お店に持ち込む店頭はもちろん、宅配業者を利用した郵送、スタッフが自宅に訪れて査定をする出張など選べる選択肢が豊富です。梱包に必要な段ボールの無料提供などオプションサービスも充実していて、専門店ならではの高価買取が期待できるのも魅力の一つです。
実績豊富で信頼性の高いお店を選ぶ
レコードの買取は市場での相場を基準に、それぞれのお店のルールで査定が行われるため同じ商品でも金額に差が出ることもあります。査定を行うスタッフの経験や知識が原因で通常よりも安い金額を提示されてしまうケースも珍しくありません。レコードの買取は取引実績が豊富で、実際に利用した人の口コミ評価が高い信頼できる業者を選ぶことが大切です。
