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ブルースのLPの買取価格は?

人気のブルースは音源も大切だからレコード需要も高い

目次

往年のカリスマ歌手の希少な音源

ブルースはアメリカで黒人音楽として生まれ発展してきたジャンルですが、曲そのものはもちろん、歌い手の違いで全く異なった音楽に聞こえるなど、古の時代からのカリスマ的なミュージシャンがいます。
CDが登場するずっと前に故人となったミュージシャンも多いうえ、有名な人ほどアメリカを中心にした海外のミュージシャンが多いので、CD化されていないケースが少なくありません。
仮にCD化されても、レコードとは音質が異なり、デジタル的な音を好まない方もいます。
当時の歌声がそのまま残り、雰囲気が感じられるレコードを探している、ブルースファンや有名なミュージシャンのファンが少なくないのです。
そのため、古いものや音楽の歴史に名を残した古の有名ミュージシャンのものほど買取価格が高くなることが期待できます。

クラブやバーやレストランなどのお店の需要もある

ブルースは大人が集うジャズクラブをはじめ、オーセンティックバーやアメカジテイストの落ち着きあるレストランなどにも欠かせないBGMです。
ブルース本来の醍醐味を存分に味わうには生演奏と生歌がベストですが、コストの関係やステージを設置するなどのスペースの関係、演奏家の手配などの関係で難しいケースも少なくありません。
とはいえ、今時のCDやデジタル配信、有線放送などの音源では独特の雰囲気や声質が再現されにくい側面が否めません。
レコードならCDやデジタル配信などには叶わない音質が楽しめるので、こうした店舗からの需要もあり、買取相場を支えています。

ジャケット需要もあり

往年の名曲はデジタル配信や動画などでもアップされていることがありますが、CDやレコードでないとジャケットが手に入りません。
しかも、CDよりサイズ的にも大きく、販売された年もCDが登場する以前のものが多いので、紙質にも独特の風合いが感じられます。
カリスマ的なミュージシャンの顔が印象的に映されているジャケットや、洗練された絵画風タッチのデザインのものなど個性的なものも多いので、ジャケットを集めているコレクターや、インテリアとして自宅やお店に飾りたいと集めている方もいます。
こうしたジャケット需要もブルースのレコード相場を支えています。