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日本のシティポップの買取相場は?

目次

日本のシティポップ人気が世界で火を付け中古レコード相場が軒並み上昇中

世界から日本へとブームが巻き起こっている

2018年にかけて日本では再びアナログ音楽の時代が巻き起こっています。
そのきっかけを作ったのが心地よさがたまらないと世界で話題を集めている、日本のシティポップというジャンルなのです。
去ること数年前、イギリスの人気DJがニッポンの80年代の音楽が素晴らしいと発言して、実際にクラブでかけまくったことで、瞬く間にヨーロッパに日本のシティポップが広まっていきました。
しかも、今の時代はネットで検索すればすぐにどんな音楽なのかや、人気のアーティストや作品を探せる時代です。
欧米の音楽ファンたちがジャパンのシティポップがイケてると高い評価を与えて、わざわざレコードを買うために日本に訪れるという驚きの現象を巻き起こしているのです。

知らないうちにCDショップに変化が

こうした海外発のブームを受けて、日本のCDショップにも変化が起きています。
日本人の認識としてはデジタル配信に押されて、CD市場は下火となり、CDショップの経営も危ない、閉店に追い込まれているのではないかというイメージかもしれません。
ですが、実際の現場はというと、大手を含め、CDショップが数年前からレコードショップへと回帰する動きを見せています。
名だたる大手CDショップでもCDの売り場は減少して、アナログ盤が売り場の面積を広げ、中古から新たにリリースされたものまで並んでいるのです。

驚きの相場上昇

しかも、中古の懐かしいシティポップのレコード買取相場は驚くほど跳ね上がっています。
「はっぴいえんどの風街ろまん」や「シリア・ポールの夢で逢えたら」などは、数万円へと値段が上昇していて驚きを隠せません。
こうした高値の中古を買っていくのは、その曲が流行った時代には生まれていなかった世代で、しかも、欧米系の外国人旅行者がほとんどです。
日本では当時ニューミュージックとも呼ばれた1970年代から80年代にかけての音楽で、フォークでもロックでもない、ポップスに近い心地よいリズムと語りかけるような歌詞が特徴の、いわゆるシンガーソングライターと呼ばれる人たちの音楽が該当します。
はっぴいえんどや山下達郎、大瀧詠一、細野晴臣、矢野顕子、尾崎亜美、原田真二、大貫妙子をはじめ、1981年にリリースされて国内で180万枚という史上稀に見る売上を打ち立てたアルバム「リフレクションズ」で知られる寺尾聰もシティポップの代表的なアーティストの1人です。